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弊社講演会より Vol.1
『家族葬の現状と今後』
■14-家族葬の問題点
しかしながら、家族葬には様々な問題点もあります。
家族葬の問題点としては、実際にご親戚の方や友人、知人を、どこまでご案内するかということが、問題になります。
仮に、ご案内せずに、お身内だけでご葬儀を行うと、たとえ故人様の意思であったとしても、後からなぜ声をかけてくれなかったのかと言われる場合があります。また、ご親戚の方々から、こんなさびしい葬儀をしてはずかしいなどと言われ、精神的に追い詰められたケースもあります。

また、事前に家族だけで葬儀をしたい旨をご親戚の方に伝えたとしても、トラブルになるケ−スがあります。ご親戚の方からおしかりを受け、そのまま疎遠になってしまう場合もございます。

最近では、一般の皆様は、家族葬ということでご理解をいただきご葬儀にはお参りにこない方もいらっしゃいますが、やはり、まだまだお参りにこられる方の方が多いです。式場も家族葬用に小さなものを用意していたにもかかわらず、お参りの方が殺到して、式場からあふれ出し、参列者に返ってご迷惑をかけ失礼したというケースもあります。もしくは葬儀終了後に、ご自宅に毎日お参りにこられる方がいらして、その対応に追われ、中には、四十九日が終了するまで、一歩も外に出られなかったと嘆いている方もいらっしゃいます。
まだまだ、家族葬を周知徹底するには時間がかかるかと思いますし、日本人として義理人情は、やはりはずす事のできない古来からの風習かもしれません。

それから、費用をあまりかけたくないからと、家族葬を選択される方も多いのですが、私が見てる限りは、一般葬をされた場合のご遺族様は、現在では平均して30万円ぐらい実費負担されているようですが、家族葬の場合には香典収入がほとんどありませんので、相対的な費用は安いですけども、平均すると自己負担が60万円ぐらいになります。家族葬の場合にこの自己負担額が大きいことを多くの皆様が気づいていないことも問題点であります。

また、今ほど相対的な費用は安いといいましたけど、逆にその人のためだけの独特な、そしてオリジナルなご葬儀を希望されますと様々なオプションがつきまして費用が高くなる場合もあります。

これも私の持論ですが、家族葬を希望される場合には、やはり、その後落ち着かれてからお別れの会をされるべきだと思います。オープンな自由参列の形式でもいいですし、参列者を選択する招待制や、会費制のお別れの会でもよろしいかと思います。お式の流れは葬儀社さんと相談すれば、自由な発想でその人らしくお別れをすることが可能だと思います。
様々なご葬儀の形態がありますが、選択されるのはあくまでもご遺族皆様の意思によります

本文は、弊社にて行った講演を基に一部加筆修正を加え掲載しております。
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