Re: 天理教 石碑名入れについて ( No.1 ) |
- 日時: 2013/06/02 20:16
- 名前: 岩見沢公益社 <lifenet@galaxy.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.kouekisya.com
- ご質問ありがとうございます。
天理教ですので仏式でいう戒名、法名といったものはございません。おそらく納骨堂の中に小さな御霊代(みたましろ)という白木の四角い形の塔婆のようなものが同じく四角いケースに収められてございませんでしょうか?そちらのケースを開けていただくと故人様の諡名(おくりな)(死者への称号)が書かれているかと思います。 御霊代(みたましろ=位牌)や奥津城(おくつき=墓石)に故人様の名を刻むときは、故人様の生前の姓名の下に、大人(うし)や刀自(とじ)(女性の場合)、或いは命などの尊称=諡名(おくりな)を付します。(仏式戒名は用いません)
書かれていますように、 故(もとの)(俗名)主之命霊位など、 男性の場合には、幼児が稚郎子(わかい、らつこ)少年が郎子(いらつこ)青年が彦(ひこ)成人が大人(うし)老年が翁(おきな)年齢によって諡名(おくりな)が変わってきます。また、教会によっても年齢の考え方は様々ですので、おそらく故(俗名)大人之命、もしくは故(俗名)翁之命が一般的ですが、教会長をされていたということですのでもしかしたら曾祖父様と同様に故(俗名)主之命霊位となっているかも知れません。 御霊代(みたましろ=位牌)を探していただくことが間違いのないことだと思います。 もしくは、お近くの天理教会分教会様でお尋ねされてもよろしいかもしれません。
御霊代の画像URLです。ご参考まで。 http://www.google.co.jp/search?q=%E5%BE%A1%E9%9C%8A%E4%BB%A3&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=_x-rUZTmAsfDkwW53YCABA&ved=0CDsQsAQ&biw=1024&bih=649
ちなみに女性の方は、 幼児が稚郎女(わかいらつめ)、少女が郎女(いらつめ)、青年が姫(ひめ)、成人が刀自(とじ)、老年が媼(おうな)です。
あまり意を尽くせませんが、諡名(おくりな)がわかることをご祈念致しております。 以上ご質問の答えとさせていただきます。 ご質問ありがとうございました。
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Re: 天理教 石碑名入れについて ( No.2 ) |
- 日時: 2013/06/02 22:43
- 名前: けんけん
- ご丁寧に、とても詳しく教えていただきまして、ありがとうございました。助かります。
御霊代を確認するのがよい、ですね。 父と確認してみます。気軽に確認できる場所ではないですが…
これだけご丁寧に教えていただいたのですが、もう一つだけ、お尋ねしてよろしいでしょうか。
仏教信仰で天理教と関わりがなかった曾祖父の石碑にあった 主之命霊位 は、本来はどのような方が、どのような場合に使われることがあるのでしょうか?(挙げていただいた中にはなかったようですので…) 宗教、宗派を問わずに、使われることがあるのでしょうか?
お願いばかりですみません。 よろしくお願いいたします。
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Re: 天理教 石碑名入れについて ( No.3 ) |
- 日時: 2013/06/03 08:56
- 名前: 岩見沢公益社 <lifenet@galaxy.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.kouekisya.com
- ご質問ありがとうございます。
岩見沢にある天理教夕張大教会様に確認しましたところ、昔は(江戸時代から明治時代にかけけて)家主に使ったこともあるとのことでした。教会長をされていたということですので主が使われていたのかもしれません。現代では、やはり大人之命もしくは翁之命になっているそうです。宗教、宗派を問わずにということはありません。あくまでも神道、天理教様の諡名(おくりな)です。 以上質問の答えとさせていただきます。 ご質問ありがとうございました。
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Re: 天理教 石碑名入れについて ( No.6 ) |
- 日時: 2022/08/20 12:59
- 名前: 岩見沢公益社 <lifenet@galaxy.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.kouekisya.com
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ありがとうございます。
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