Re: ななこ(繰上法要後のお膳・引き物について) ( No.1 ) |
- 日時: 2017/03/04 09:51
- 名前: 岩見沢公益社 <lifenet@galaxy.ocn.ne.jp>
- 参照: https://kouekisya.com/
- ご質問ありがとうございます。
本来は、精進落としと言いまして、お寺様、親戚の労をねぎらいその場で会食をしておりました。 精進落としの意味としては、火葬が終わると、会葬者はいったん自宅や斎場へ戻ります。そこでご遺骨と位牌を安置して、還骨法要(還骨勤行)という読経をしてもらいます。参列者は全員焼香をして、葬儀の終了になります。初七日などの法要は、その後一週間でまた親族に遠方から集まってもらう負担を考慮して、火葬当日に一緒に行われることが増えています(繰上法要)。 一連の法要が済んだところで、精進落としの食事をします。 これは忌中の間は、精進料理を食べた習わしからきていて、忌明けの食事という意味でもあります。 亡くなった方の思い出話などをしながら、なごやかな食事の席にします。 しかしながら、忙しい現代ではその会食もままならなくなり、折詰や、引き物を持ち帰っていただき、ご自宅で故人様を偲んでもらうようにとされている方が増えてきました。
話は変わりますが、ご葬儀終了後に、繰り上げ法要をするからそれで後は何もしなくていいのかということにもなりますが、 決してそうではなくて、7日7日毎のお参りにはそれぞれに意味があります。ですから、ご家族、ご親戚の方になるべく集まってもらいお参りすることが必要です。 遠方などで、参列できない場合には、ご自身のいる場所から故人のことを思いお参りします。 また、七七日や一周忌法要など節目の法要ではご親戚の皆様にも全てお集まりいただき法要を営むべきです。節目節目として故人様のことを偲ぶことがご遺族皆様にとっても大切なことです。
以上ご質問の答えとさせていただきます。 ご質問ありがとうございました。
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