コラム

家族葬の現状と今後Vol1

本日は「家族葬の現状と今後」と題しまして、現代の家族葬について皆様と共に考えていきたいと思います。

自己紹介をします。
私は、株式会社ライフネット代表取締役社長の齋藤聡といいます。皆さんにとっては、ライフネットといってもなじみがないかもしれません。かえって、岩見沢平安閣、岩見沢公益社というとお解かりいただけるかもしれません。あくまでもこれは屋号でして、会社名はライフネットです。

それでは、簡単に会社の沿革を話しますが、昭和47年(有)岩見沢公益社及び(有)岩見沢冠婚葬祭互助会を設立しまして、平成12年両社を統合して㈱ライフネットとなりました。現在では、グループ内に、岩見沢公益社、公益社メモリアルホ-ル、 そしてこちらの家族葬ホール めもりある、岩見沢平安閣、衣装室シンフォニ-、平安ビルがございます。

それでは、最初に、なぜお葬式を行うのでしょうか。
古い昔から、身近な人を喪ったとき、その人が生き返ってくれないかと願い、どうしても生き返らないと思った時には悲しみ、嘆き、その遺体にお別れを告げ、そして大切に葬って(ほおむって) きたのです。 これはお葬式そのもののプロセスです。お葬式は「しなければならないもの」ではなく、人間として自然に行った、せざるを得ない行動だったと思うのです。

 人間は、民族や歴史、文化、宗教の違いにより、お葬式の執り行い方、方法はさまざまです。しかし、共通することは、亡くなった人のことを深く思い、その人との大切な関係を心に刻み、深く悲しみ、鄭重に弔う(ともらう)ということです。そして、家族はもとより、その人と人生を分け合った人たちが、一緒に心をこめて送り出し、葬って(ほおむって)きた、ということです。
現在では、葬儀を行う理由として、
1つには霊の処理
   宗教者による儀式。
   ご遺族皆様が死を認め故人様とけじめをつけること。

2つには悲嘆の処理
   ご遺族の気持ち、悲しみを段階的にケアをしていき、気持ちを徐々に清浄化していくことです。

3つには遺体の処理
   腐敗、衛生上(コレラ、赤痢、伝染病)
   法的処理、法律では死が確認されてから7日以内の埋葬(火葬)が義務付けられています。

最後に社会的な処理
   親戚や、親しい友人・知人に集まってもらい死の確認をする
   戸籍抹消、相続手続、社会的認知
   つまりこの世に、故人様がいなくなった証明をしなければなりません。

弊社では、1999年に斎場をオ-プンしましたが、当時ではまだまだ自治会館、寺社教会での施行が主流でございました。

昨年では、斎場でのご葬儀が8割を占めていることがわかります。
御自宅葬は大体月1件2件ぐらいでしたが、最近では10年前の倍以上になっています。
お客様の考え方としては、ご自宅で葬儀をされる場合、本来のご自宅よりお送りしたいと言う気持ちよりは、お金をかけたくないという方が多いようです。

祭壇の平均金額は、私どもで言えば、壇と、お花を含めての金額ですが、10年前から単価が5万円くらい低くなってきております。
しかしながら、葬具代金の平均額が、あまり変わらないのは、人件費として、司会、受付会計の方がここ近年で、急増したためです。

2000年の弊社の施行割合をグラフにして見ました。

御自宅施行割合は2%です。

次に2010年度の施行割合をグラフにして見ました。

御自宅施行件数は5%と11件から26件に増えております。

ここ10年間で斎場施行割合が、急激に伸びているのがわかるかと思います。

しかしながら、道内のほかの地域と比べると、まだまだ、会館施行、お寺施行が多いのも現状です。

さて、逆に、ご会葬者80名以下の小規模葬の割合を見てみましょう。

こちらに書き記したように、
2000年→29件 施行割合 6.7%だったのに対して
2005年→76件 施行割合16.9%
2010年→118件施行割合22.9%と

毎年上昇しています。

年々、ご会葬者が減ってきているのも現状でございます。

それでは、最近流行の家族葬についてお話をさせて頂きます。
現在の一般的な家族葬の定義ですが、家族葬とは故人と家族のお別れを最も大切にしたスタイルの葬儀です。

次に、本当に故人を知る方たちで、最後を送る一般会葬者を呼ばない葬儀です。
そして、地域社会や職域社会とのお別れの場を排除します。
つまり、家族葬は「故人を知る人たちが参列する葬儀」だということです。

いいかえれば、ご遺族様が案内する招待制のご葬儀といっても過言ではありません。
通常葬儀といえば、故人と地域社会や職域社会とのお別れの場であり、同時に「その家の代替わり」を象徴する儀式でもありました。したがって葬儀には多くの人の参列をお願いする必要がありました。

それに対して家族葬は、故人とのお別れにいわば純化した葬儀です。故人を知る人が参列すると考えれば、参列者は家族、親族、そして故人の友人などということになります。

家族葬の参列者がいわば身内ばかりであるという理由で、葬儀そのものは小規模なものになります。家族葬は一般の葬儀に比べて費用は、香典のお返しとか飲食の費用が少ないので若干ですがお安くなることもあります。

つまり、形式的な葬儀ではなく、故人と家族が主体となり、こじんまりと、シンプルに、心温かくお送りする葬儀です。家族・親族・親しい知人のみの葬儀で、義理での参列がないのでゆっくりお別れが出来、気兼ねがいりません。

会社関係 町会などに声をかけないので、準備や手配が煩雑(はんざつ)にならず何よりも故人とのお別れの時間を大切に出来ます。

●ゆっくりとしめやかに家族や身内だけで別れのときをすごしたい。
●葬儀の準備や手配にふりまわされず、静かに故人を偲びたい。
●義理の会葬に気をつかわず、心から悲しんでくれる人だけで送りたい。
●華美な装飾より、シンプルなすがすがしい葬儀にしたい。

このような考え方です。

いままでのご葬儀ですと、ご遺族は、2日間、食事のお手配やら、焼香順序、弔電の順番、お供物の配列、ご会葬者への御礼など時間に追われあたふたとして、あっという間にご葬儀を終了されていたかと思います。

いつのまにか、お骨になっていて泣く暇もなかったわ。なんて方もいらっしゃいます。

私どもでは、このように家族葬ホールを増設致しました。このホールでは、こころゆくご遺族皆様のお別れを考えて、建てさせていただきました。

ゆっくりとした時間の中で、大切な人と過ごした時間を振り返れるようなそんな空間にしたかったのです。

但し、この家族葬の定義は、葬儀社や、NPO法人が勝手に作りだした定義であり、実際には家族葬の定義などありません。

それでは、皆様の考える家族葬のイメ-ジというのはどうでしょうか。

お客様の考える家族葬のイメ-ジとは、テレビなどの報道にふりまわされて実際には何がなんだかわからない状態であると思いますが、おそらく、真に家族だけで大切な人を送りたいと、先ほどの定義に順ずる考えをお持ちの方。

また、町内のお手伝いや、会社関係のお参りなど社会的儀礼を排除したいと考えられる方。

最近では、「葬儀なんかいらない」と言う本も出ていますが、宗教者に価値観を見出せず、宗教的儀礼を排除したい、無宗教などでお別れの会をしたいと考えられる方。

一般の葬儀であるけれども、会葬者の人数が少ないので家族葬と考えられる方。

それから、私どもの地域では一番多い考え方なのですがお金をかけたくない、お金をかけれないと考えられる方。

なんとなく、家族葬という言葉の響きがいいからと考えられる方。

以上のような要件で、家族葬と考えられているのです。

核家族化が進み、北海道では離婚率も他県よりも多く汚名も残していますし、高齢者が増加し、独居老人も増えてきております。

ご親戚の数も減少し、近所付き合いも希薄(きはく)になってきています。葬儀自体の小規模化は、やむをえない状況になりつつあります。

また、死亡率の増加に伴い、新規参入など葬儀社も増えてきます。

シェア争いが大きくなり、その中で価格競争も激化してきます。

個性の時代、多様化の時代、これからは、個々の葬儀に対する対応、個々の喪家対応が必要になってきます。

たった一つの、唯一のそのご家族の大切な人のためのオンリ-ワンの葬儀が望まれてくるのです。

ここでもう一度「ご遺族様が望む家族葬とは何か」を明確に定義する必要があると考えます。

実際に寄せられたアンケートによると、先にも述べたように葬儀に対するご遺族様の志向として「個別化・個性化」「簡素化・単純化」「納得性」があげられます。

つまり「その人らしい、その家(家族らしい)」葬儀を「単に安いだけでなく余計なものを除いて」「必要なものだけを納得して」行ないたい、ということです。

こうしたご遺族様の志向を具現化するのが家族葬ということになります。

しかしながら、家族葬には様々な問題点もあります。
家族葬の問題点としては、実際にご親戚の方や友人、知人を、どこまでご案内するかということが、問題になります。
仮に、ご案内せずに、お身内だけでご葬儀を行うと、たとえ故人様の意思であったとしても、後からなぜ声をかけてくれなかったのかと言われる場合があります。また、ご親戚の方々から、こんなさびしい葬儀をしてはずかしいなどと言われ、精神的に追い詰められたケースもあります。

また、事前に家族だけで葬儀をしたい旨をご親戚の方に伝えたとしても、トラブルになるケ-スがあります。ご親戚の方からおしかりを受け、そのまま疎遠になってしまう場合もございます。

最近では、一般の皆様は、家族葬ということでご理解をいただきご葬儀にはお参りにこない方もいらっしゃいますが、やはり、まだまだお参りにこられる方の方が多いです。式場も家族葬用に小さなものを用意していたにもかかわらず、お参りの方が殺到して、式場からあふれ出し、参列者に返ってご迷惑をかけ失礼したというケースもあります。もしくは葬儀終了後に、ご自宅に毎日お参りにこられる方がいらして、その対応に追われ、中には、四十九日が終了するまで、一歩も外に出られなかったと嘆いている方もいらっしゃいます。
まだまだ、家族葬を周知徹底するには時間がかかるかと思いますし、日本人として義理人情は、やはりはずす事のできない古来からの風習かもしれません。

それから、費用をあまりかけたくないからと、家族葬を選択される方も多いのですが、私が見てる限りは、一般葬をされた場合のご遺族様は、現在では平均して30万円ぐらい実費負担されているようですが、家族葬の場合には香典収入がほとんどありませんので、相対的な費用は安いですけども、平均すると自己負担が60万円ぐらいになります。家族葬の場合にこの自己負担額が大きいことを多くの皆様が気づいていないことも問題点であります。

また、今ほど相対的な費用は安いといいましたけど、逆にその人のためだけの独特な、そしてオリジナルなご葬儀を希望されますと様々なオプションがつきまして費用が高くなる場合もあります。

これも私の持論ですが、家族葬を希望される場合には、やはり、その後落ち着かれてからお別れの会をされるべきだと思います。オープンな自由参列の形式でもいいですし、参列者を選択する招待制や、会費制のお別れの会でもよろしいかと思います。お式の流れは葬儀社さんと相談すれば、自由な発想でその人らしくお別れをすることが可能だと思います。
様々なご葬儀の形態がありますが、選択されるのはあくまでもご遺族皆様の意思によります

核家族化が進み、最近では町内会への未加入の方や、ひとりくらしの方が増えてきております。

今までのご葬儀ですと、葬儀委員長、葬儀役員をご町内の方に依頼してお手伝いいただくというのが常でしたが、最近では、それもままならなくなりました。もちろんその場合には、私どもでも、人材派遣センターからプロの方をお呼びして、お願いすることもできます。

葬儀委員長様は立てられないという方も増えてまいりました。その際には司会のものが故人様の経歴をお話し、喪主様が一言本日はお参りいただきましてありがとうございましたとご挨拶される場合もあります。

確かに司会の費用はかかりますが、ご町内の方のお手伝いの食事、引き物の代金を考えると同等額もしくはそれよりお安くなるかもしれません。最近ではこのようなケースも増えてきたことをお伝えいたします。

次に祭壇について見てみましょう。

こちらは、弊社で行ったお子様の葬儀の祭壇です。

小さな遺影写真の回りを風船でかこって見ました。
祭壇上には風船で作った犬やクマなども飾りました。
お花は菊を一本も使用せずに、バラやカ-ネションでアレンジしています。

こちらも、弊社の祭壇ですが、お客様の希望により家にいるような感じにして欲しいということでしたので、御自宅の家具を持ち込み祭壇にしました。

タンス、パソコン、車椅子、衣装などをアレンジしました。

こちらは、メモリアルコーナーです。

故人様の遺品をロビーなどに展示し、故人様を偲んで頂きます。
こちらのお写真は、茶道道具と故人様のお写真をお花でアレンジしました。

中には、よくアルバムを持参されて、通夜の後にご親族様と思い出話に花を咲かせる方も増えてきております。

弊社では、実際に、家族葬、一般葬のすみわけをしていないのが現状です。
この斎場も、家族葬ホールとは銘打っておりますが、現に、この斎場で純粋に家族のみでご葬儀された方は、今年に入ってから、3件しかないのです。

その方々は、ご町内や、会社関係にも、家族葬ですから一切お参りに来ないでくださいと、事前にご連絡をしておりました。
ただ、大半の方は、断りきれずに、一般の方にお参りいただいているのが現状です。

まだまだ、義理人情は、はずせないのかもしれませんね。

また、私どもがすみわけをしていないと言ったのは、葬具代金、費用については、どちらのご葬儀でもまるっきり変えていないからです。

祭壇料金は、私どもでは壇と祭壇のお花を含めての料金ですが、1万円から3万5万10万15万20万と、その上は5万単位で設定しておりますので、一般葬であっても、1万円の祭壇を選択される方もいらっしゃいますし、家族葬であっても30万円の祭壇を希望される方もいます。

あくまでも、皆様のご予算に応じて、対応させて頂いております。
他に、お棺とか霊柩車などもご予算に応じて多くの種類からの選択となります。
ですから、先ほどお話したように、香典のお返しであるとか、飲食の費用など、人数に応じて変動する費用が多いか少ないかが費用の違いとなります。

逆にいますと、皆様が二日間のご葬儀にどれだけ予算をかけられるか、そのご予算から逆算して、祭壇等をお決めいただくことも可能です。

次に、ご葬儀の流れにつきまして、お話させて頂きます。

病院であれば、医師により死亡と判定されると、患者の身につけられていた点滴道具等が外されます。

病院では、医療関係者の手で「死後の処置」(「清拭」、「エンゼルケア」ともいわれます)が施されます。死後の処置の目的は、死者の尊厳を守るためと公衆衛生を守るために行われます。
最後に新しい浴衣(なかには背広やドレスを希望する家族もいます)に着替えさせます。

自宅で亡くなった場合には、主治医がいれば主治医に連絡、突然の事故や病気により死亡した場合には、警察に連絡します。瀕死の場合には救急車を呼びます。
死亡証明は、死亡判定した医師が発行します。病院死や主治医がいる場合には「死亡診断書」を、突然死や事故等の場合には警察医(監察医)が遺体をあらため検査し「死体検案書」を発行します。

事前に決めておいた葬儀社に電話をして、今遺体がある病院名・棟名、本人の名前、家族の名前、病理解剖の有無、緊急連絡先の携帯電話番号等を知らせ、来てくれるよう依頼します。

連絡を受けた葬儀社は寝台車を手配し、病室または霊安室に迎えに行きます。
事前に、依頼する葬儀社を決めておくと安心です。
札幌市内の病院ですと、病院でご遺体を搬送する葬儀社が決まっている場合もありますので、○○葬儀社に頼みます。と言わなければ、札幌料金で搬送費用が高くなる場合もあります。

また、ご遺体のお帰り先を決める必要があります。
最近、遺体を自宅に戻さず、病院から直接、斎場、自治会館、お寺などに搬送することがあります。

弊社でもそちらに、ご安置施設を設けましたので後ほどご覧いただければと思います。しかし、可能ならば、いったんはご本人が暮らした場所である自宅に安置し、ご家族で亡くなった方と一晩ゆっくりとお別れのための時間をとる、ということも選択肢に入ります。

ご本人がどこかの寺院、神社、教会に属していた場合には、安置場所が決まり次第、宗教者に連絡し、相談します。

仏教の場合には、必ず檀那寺(檀家となっている寺、お手次寺、菩提寺)に連絡し、死後できるだけ早く連絡し、枕経をあげていただきます。僧侶に枕経をあげていただくときには、家族は着替えなどする必要はなく、普段着のままでかまいません。死者の枕辺に集まり、一緒にお勤めします。

2007年日本消費者協会調査によると、日本では宗教者に依頼して葬儀を行うのが約95%です。仏教で行うのが最も多く89.5%、神道が3.2%、キリスト教が1.7%です。特定の宗教宗派によらない無宗教葬(自由葬)は3.4%です。

宗教者にお願いして葬儀をしていただく場合、できるだけ事前に、お願いする宗教者を決めておくとよいと思います。お寺等が決まっていなく、宗教者をお願いしたい場合は葬儀社にご相談ください。

但し、覚えて頂きたいのは、仮にそのお寺様にご葬儀を依頼するとその場だけのお付き合いでなく、そのお寺様と一生のお付き合いとなることです。

葬儀社は日本全国に約5千社あります。岩見沢市内では19社(店舗は13社)ございます。皆さん知っていたでしょうか?そのときになって探して、その家族の希望に合った葬儀社を選ぶというのは至難な業です。できれば事前に面接して選んでおきたいものです。選ぶ基準は次の8点です。

① 家族のいうことに熱心に耳を傾け理解しようとしているか。
② 家族の身になって考えてくれるか。
③ 提供するサービスや商品についてわかりやすく説明しているか。
④ 葬儀について、ビジネスとしてだけではなく、きちんとした使命感をもっているか。
⑤ 料金についての説明が丁寧でわかりやすいか。
⑥ 厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査試験に合格した葬祭ディレクターがいるか。
⑦ 依頼した条件での見積書を作ってくれて、その持ち帰りを許しているか。
⑧ 「葬祭サービスガイドライン 遵守事業者」であるか。

お葬式の「良い・悪い」の評価は、料金の安さだけではありません。提供されるサービスの質の高さも併せて評価したいものです。

できれば葬儀社との打ち合わせの前に、ご家族でどういう葬儀がいいのか相談しておくといいでしょう。

① 故人をどういう想いで送ってあげたいか
  これが最も大切なことです。

② 宗教の確認
仏教では「臨済宗の△△寺の○○住職に頼みたい」と具体的に決めておきましょう。
無宗教葬も一つの選択肢ですが、家族の意見の一致が困難な場合があります。また、お墓がお寺の墓地にある場合、お寺の墓地はあくまで檀信徒用なので、納骨できないこともあります。

③ どういう人に通知するか
故人のためのお葬式ですから、故人が親しくしていた人たち、会社時代の仲間、サークルの仲間、地域の仲間、と具体的に考えてみましょう。故人に来ていた年賀状参考になります。
家族が想像する以上に、故人は広い豊かな人間関係を築いているものです。

④ 喪主を誰にするか
「喪主」は遺族の代表者です。一般には配偶者や長子が務めるケースが多いです(但し、本人が事前に指定していた場合は、指定された人が喪主になります)。

⑤ 予算
葬儀には香典という収入もあります。保険金もあります。事前に自己負担できる金額を決めておくといいでしょう。

⑥ 会場
最近は、葬儀専門の会館、火葬場やお寺に付設された式場でのお葬式が多いです。しかし、クリスチャンは教会で行うのが普通ですし、お寺の熱心な檀家さんならば、お寺というのも選択肢になります。また、故人が自宅で安らぐのがいちばん好きだった場合、自宅も有力な選択肢になっていいでしょう。

⑦ 遺影写真
どういう写真を選ぶかは大切な作業です。希望すれば、メモリアルコーナーを作り、「思い出写真」を式場等に展示することもできます。思い出深い写真を多めに選んでおくといいでしょう。故人のお名前の正確な文字、読み方、略歴もあると間違いのない葬儀ができます。

お葬式の費用は大きく分けると、①葬儀社へ支払う費用、②宗教者へのお礼、③飲食の費用、の3つに分かれます。
葬儀費用については、全国消費者センタ―で調べた平均費用は、平成11年のデ-タ-で日本が340万円、札幌が280万円、岩見沢では180万円です。この金額の差は、慣習の違い等によるものです。

平成15年のデ-タ-で日本が236万円、札幌が220万円、岩見沢ではだいたい150万円です。北海道では186万2千円というのが2日間の葬儀費用の平均値です。岩見沢市内では、一般的に2日間の葬儀総費用は約100万円~180万円といわれております。年々費用は下がりつつある傾向にあります。

弊社では平成22年度の施行数が514件でした。葬具代金の平均値は、55万1130円でした。その中で祭壇料金の平均値が219,115円でした。ご会葬者の平均値が133名です。他に飲食関係が約25万円、雑費が10万円合計で宗教者へのお礼を抜いて約90万円でした。

総額で葬儀費用は130万円というのが現在の岩見沢市内における平均的な価格かと思われます。

それからよく聞かれることが、ご会葬者の人数です。先ほどは平均を言いましたが、これだけは、お家の付き合いによりますし、ご親戚の方の人数によっても代わります。一番目安となるのはお家でやり取りされている年賀状の数です。大体の方は年賀状の数の1.3倍ぐらいを目安とされると、ご会葬者の数となります。

やり取りしていても、遠方でこられない方、年賀状を出さない町内の方なども加味していくと1.3倍ぐらいと言うことになります。ただし、先ほども言いましたように、お家のお付き合いによって変わります。

私ども葬儀社へは、約20万円~100万円(祭壇・御棺・霊柩車・香典返し等です)、仕出し店へは、約10万円~40万円(飲食・引物等です)、雑費として約10万円~20万円(夜具・会場使用料・集合写真・火葬料等です)、そして最後に宗教者へのお礼、仏教でいうお布施、院号料ですね。

皆様のご質問の中でよく、葬儀費用最低でいくらかかりますかと問われます。皆さんはどうでしょうか?どのくらいだと思います?私がお答えしているのは、21万5000円ですとお答えしています。これは、実際には平成23年度岩見沢市における生活保護世帯に対しての、葬祭給付金最高額でして、市の考えとしてはこの金額内で2日間の葬儀を執り行ってくださいということです。

この場合には私どもも赤字ではありますが、なるべくこの金額に収まるように施行をさせていただいています。また、一般の方でもっとお安くできないだろうかと言うことで、問い合わせもありますが、その場合にはやはり宗教者を呼ばずに、こちらのCホールやご自宅で御安置し、そのまま病院から火葬場に向かう場合です。

その際には、お棺、お骨箱、霊柩車の単品費用となりますので葬儀費用は確かに一番お安いです。しかしながら、皆様のお気持ちの中で、納得できるかどうかですけれども。事例は何件かあります。

それでは、宗教者へのお礼ですが、仏教では、お布施、戒名料、法名料、法号料ですね。
よく聞かれられるのですけど、一番答えにくい部分ですね。

一般的なご回答としては、戒名料、法名料、法号料は、実際に各宗派、というよりもお寺さんによって違います。現在では、直接お寺様に聞いていただいても失礼ではありません。ほとんどのお寺様が金額を提示していただけます。

このような回答になるのですが、まあここでは、あえて、皆様のために一般的な費用を、ご説明します。皆さんよく耳にするのが、院号料つまり位の高いお名前ですね。一般的には、20万もしくは30万円ですが、お寺によって10万円のところから50万円ぐらいまで様々です。本州のお寺様ではまだ高く言われるそうです。

次にお布施ですが、ご葬儀の際に真ん中に座る導師の方が15万円か20万円ぐらいが一般的です。また、その脇に座る、伴僧もしくは役僧が半分ぐらいです。しかしながら、これは、先にもお話しましたように、お寺様によって違います。

よくよく檀家寺と相談されるとよろしいでしょう。また、今お話した金額も厳しい方はいらっしゃいますよね。その方もお寺様と事情をよく説明してお話合いのなかから決めていただければと思います。心優しい理解のあるお寺様もたくさんいらっしゃいます。

次に、葬儀社ですが、先ほどもお話したように岩見沢市内に現在19社もあります。そして、葬儀社によって料金体系が全て違うこともご存知でしょうか。弊社では祭壇といえば、祭壇の段とお写真の周りのお花を含めて祭壇料金です。

その他に霊柩車、お棺、お骨箱などの諸費用がかかります。弊社では祭壇金額1万円からと、諸費用30万円から35万円ぐらいかかりますが、他の葬儀社では、祭壇の段だけでいくら、それにお飾りするお花代でいくらと考えているところもありますし、お棺などを全て含めて一式でいくらとして葬具代金を決めている会社もあります。

ですから、前段でお話したように、葬儀社を選定する場合には、事前に何社か見積をとり、総費用がいくらぐらいで、どんなサービスを受けられるか確認をして選定する必要があります。単に金額が安いとか、割引率が高いとかで判断されると納得の行く御葬儀ができなくなる可能性もあります。何度も言いますが事前に葬儀社を選定することをお勧めいたします。

人生の三大セレモニーと言われるのが、出産(誕生)、結婚、葬儀です。

誕生は自身では何もわかりませんが、親となって子を授かると考えると、そのときには、この子をどのように育てていくか、不安と希望があふれてくると思います。

その中でご自身を見つめなおし将来のことも真剣に考えるのではないでしょうか。

ご結婚もお二人で希望を出されてどのようにしたいか真剣に考えられるのではないでしょうか。

しかし、どうでしょうご自身のご葬儀は、絶対に見ることはできません。亡くなってからでは何もできないのです。

先ほどのお話に戻りますが実際に葬儀費用130万円と聞いて、高いと思われましたでしょうか。それとも安いと思われましたでしょうか。

実際に、大切な人を亡くされて気が動転している中で2日間、3日間の中で、ばたばたと決めてしまったのでは、後から落ち着いて考えると高かったなって感じる方が少なくはないのでしょうか。

もしくは、もう少しこうしてやりたかった、この部分を詳しく教えてほしかった等様々な疑問や、心残りが出てくるのではないでしょうか?
皆さんが、130万円のお買い物をするとしたら、連想するのは何でしょうか?
車、リホ-ム、ガーデニングでしょうか?

仮に車を購入されるとして、皆さんはどうされますか。
形、色、車種、機能といろいろな資料を見て、あるいは車屋さんにいかれて、何日もかけて吟味し納得してから購入されると思います。

先ほどお話したように葬儀ではそんな時間が有りません。多くのことを短時間で決めてしまわなければならないのです。

実際に自分のご葬儀を自分で参列することはできません。ご遺族皆様もおそらくこうすれば喜んでくれるだろう。成仏できるだろうと想像でしかないのです。
大切な人が亡くなってから、葬儀を決めるのでは、果たして故人は納得しているでしょうか。本心がわからないので疑問が残りますよね。

ご遺族の皆様は、葬儀社から料金提示を受けて納得しているでしょうか?比較対照がなければ高いか安いかわからないですよね。
誰もが納得のしないままに葬儀が進められてしまうのです。

皆さんは男優の渥美清さんをご存知でしょうか。寅さんと言った方がわかるかもしれません。本名田所康雄さん。彼は自分の葬儀を3回行いました。田所康雄さんとしての葬儀は家族葬として、ご自宅で一週間かけてされたそうです。もちろん報道陣なども全てシャットアウトして行いました。ご遺族皆様でお送りしたそうです。それから、男優としての渥美 清さんはお別れ会として大船撮影所で3万人のファンの皆様でお別れをしたそうです。

それでは車寅次郎さんとしてはどうだったのでしょうか。男はつらいよシリーズでの何作目かは定かでないですが、確か14作目だったと思います。ご葬儀に参列した後で、おいちゃんよ葬儀ってのわよしみたっれてていけないよ。

俺が死んだらさ、華やかにぱーっと送ってほしいな、江戸川に屋形船ずらーっと並べて芸子衆を呼んじゃったりして、と言う場面があり、実際に役者さんスタッフでそのようなご葬儀をされたそうです。

実際に、寅さんのように自分のご葬儀について家族に伝えている場合はどうでしょうか?
亡くなる方は、自分のご葬儀のイメ-ジをしていますから納得していけますよね。

ご家族はどうでしょうか、事前にご葬儀の内容を確認されているのですから、思いを成し遂げることができ納得できますよね。決してタブーではありません。寅さんのように自分の思いを伝えることこそこれからの葬儀では必要になってくるのではないでしょうか。

次に費用ですけれども、事前に葬儀社を選定するのもこれからは必要になってきます。私は互助会に入っているから大丈夫。○○葬儀社の○○会に入っているから安心。

こんな方もいらしゃるのではないでしょうか。先にもお話したように、葬儀社でも料金体系は千差万別です。でも実際には1社しか見ないで見積書も取らずに何もされていない方が多いのが現状です。

これからの葬儀は、自分のご葬儀は自分で考える。葬儀社を事前に調べ見積書をもらう。葬儀社を選定する。
家族にその旨を伝えることが必要になると思います。

また、各葬儀社の互助会であるとか会員制度というのが沢山あると思いますが、大丈夫とか安心と言うことはありません。私どもでも互助会の制度はあります。一口3000円×60回18万円を積み立てていただくわけですが、勘違いされているのはその18万円で葬儀全て行えると思っている方が非常に多いのです。

確かに割引も利きますし、積み立てている18万円を葬儀費用から、軽減することはできますので、当日の負担金はかなりお安くなります。先ほど2日間の葬儀費用約130万円かかりますよとご説明いたしました。仮に18万円積立されていて完納されて方は当日の負担金が、割引も含めて総費用は104万円ぐらいになります。

10年ぐらい前までは、ご会葬者も多く、葬儀費用はご香典の中からまかなうことができました。でも最近では、先ほどお話したようにご会葬者の数も減ってきています。ご香典ではまかないきれずに、ご遺族皆様がご負担することが多くなってきました。それでは、その費用をどのようにしてお考えですか。

互助会での積立は、葬儀費用の自己負担額を軽減するということでは、有用だと思います。

また、一つにはご葬儀のことを見越しての預貯金ですよね。それからもう一つには、保険でしょうか。ほとんどの皆様が保険には加入されていると思います。

国民健康保険、社会保険、任意保険様々だと思います。ただその保険が、死亡したときにどれぐらい支払われるかしっかりと把握しているでしょうか。保険や資産についてもある程度把握されることを望みます。

それでは、皆様にお配りしたエンディングノートをご覧下さい。
(※エンディングノートは弊社WEBサイトよりダウンロードできます。)

全ての人が老いたくない、病気になりたくない、死にたくないと考えることは、ごくごく自然のことだと思います。

「介護してもらうのは気の毒だから、施設に入るわね」
「死ぬなら家の布団で死にたいわ」
「私がガンになってもちゃんと教えてね」
「私のお葬式はたくさんの花で飾ってちょうだい」
「私が死んでも何もしなくていいわよ」

こんなお話は、いつの時代でもタブ-とされていました。家庭の中でも話題にはしなかったと思います。しかしながらどうでしょう、先延ばしにしていてもいつかは訪れるのです。その時になってから、ご本人で決断したり、考えたりすることはできません。

また、ご家族の方はどうでしょうか、ご本人の意思を確認できないままに決断をせまられ、迷ってしまったり、後悔だけが残ってしまうのではないでしょうか。

そんな時に、本人の希望がわかっていれば、家族も安心して、よりよい決断をしていくことができます。本人としても、前もって希望をいっておけば、ご自身の納得のいく介護やご葬儀ができるのです。

決してタブ-ではありません。家族といろいろなことを話し合っていくことが大切です。人は必ず死を迎えます。歳をとり、身体が衰え頭も衰え、やがて死んでいくのです。

人はいやなことには目をそむけてしまいがちですが、しっかりと正面で受け止め、考えたり、話し合ったりその過程に悔いを残さないようにしたいものです。

自分の親のこと、自分のことしっかりと考えてみませんか。そしてこのエンディングノートに記してみませんか。

次に様々なご葬儀の形態についてお話します。まずは、散骨です。散骨は合法か違法かということですが、刑法 190条によると死体、遺骨、遺髪又は棺内に蔵置し足る物を損壊、遺棄又は領得したる者は3年以下の懲役に処す。とありますが、刑法190条の法益は「社会的風俗としての宗教感情」とされ、節度を持って葬送の目的をもって行われれば(散骨は)違法ではないという解釈が有力とされています。

この節度を持ってと言う言葉の解釈が抽象的で難しいと言うことですが、基本的には、散骨をされる場合、ご遺骨をお骨とわからない状態まで、粉々にします。実際には2mm程度とされています。逆に言うと、お骨とわかる状態で散骨されますと、今度は死体遺棄にもなりかねないと言うことです。

また、散骨の場所ですが、岩見沢市では19年9月に岩見沢市における散骨の適正化に関する条例というのが制定されました。岩見沢はご存知のように北海道の有数の穀倉地帯でもあります。農作地に散骨をされたことを皆さんがわかればどのようなお気持ちになるでしょうか。お判りですよね。そういうことで、散骨する場合には、岩見沢市にどの場所に散骨するか申請をださなければならなくなりました。仮に自分の土地であっても、市の職員が確認しこの場所でしたら散骨をしてもいいですよ。このように確認を頂いて始めて散骨ができるのです。

仮に、岩見沢市以外で海や山に散骨される場合には、その所轄役所にご確認を取られるほうがよろしいかと思います。

海洋葬というのは、海に散骨することです。私どもでも積丹沖にクルーザーで散骨することが可能となりました。宇宙葬として、アメリカからロケットで宇宙に散骨する場合もあります。このときには、お骨を7gカプセルに入れて散骨するそうです。樹木葬は、散骨した場所に樹木を植えます。

散骨するには、大きく二つの考え方があるとおもいます。単に思い出の場所、生前に夢焦がれていた場所に散骨したい。この思いが一つ。もう一つには、お墓もお骨堂もない、お金もないから散骨します。散骨がなされた最初は前者の思いというのが全てでしたが、テレビ番組などで報道されることによって、後者の考え方で散骨される方が増えてきました。

でも、実際どうでしょう。散骨されて、最初はよかったと言うことをよく聞きますが、2年3年5年と時が経過してから、どこにお参りしていいかわからない。よりどころがなくなったと聞くことがあります。

ですから、これは私の勝手な持論ですけども、全骨を散骨されるのではなく、一部を、ごく微量を思い出の場所に散骨されるのであれば問題はないと思います。樹木葬もその木が万一枯れてしまったら、ご家族の悲しみは計り知れなのではと考えます。勝手なことをいいました申し訳ございません。とにかく今の流行だからと言うことで、安易に散骨を考えておられるのであれば、考え直してもいいかもしれません。

また、別の形で、ご遺骨を残すこともできます。最近では、ご遺骨から、炭素を抽出して、ダイヤモンドおつくりすることもできます。ご遺体からDNAを採取してペンダントとすることもできますし、大切な人と、ずっとそばにいることができるのです。

また、最近では自由葬、無宗教葬などもあります。宗教者を呼ばずに、皆様でお別れ会であるとか偲ぶ会であるとか名称も、お式の組み立ても自由にされることがあります。

その中では、音楽葬、カラオケ葬、囲碁葬などもありますし、会食しながら、故人の思い出を振り返るとか、お参りいただいた全ての人から、一言ずつお別れの言葉をいただくとか、故人様のお写真をスライドショーとして流すとか様々です。

もちろんお別れには、献花であるとか、焼香であるとか、ご会葬者から一言メッセージをいただいてカプセルに収めるとか、思い思いのお別れをする形式も増えてきております。但し前段でお話したように無宗教でご葬儀をされる方は、まだまだごく少数でしかありません。

逆に最近多くなってきていますのが、故人様の遺品を展示するメモリアルコーナーや、故人様のお写真やビデオを上映する思い出ビデオでしょうか。

つらくて泣いてしまうという方も多いのですが、御家族皆様でアルバムを見返されたり、遺品を見ていると思い出がよみがえり故人様を偲ぶことができるのではないでしょうか。

この時こうだったよね、この時はこんなことがあったよね。思い出を振り返りながら、まさに泣き笑いですよね。忙しい中にも、ご遺族皆様がこんなお時間を取ることができましたら、心も正常に、ゆっくりお別れすることができるかと思います。

ご講演させていただいたときに最後に私はこの言葉を皆様に残して終了しております。
ご存知の方もいらっしゃいますでしょうが、お聞き下さい。

四苦とは、仏教でいう人間として生まれた以上、さけることの出来ないこの世の苦しみを表しています。四苦とはただ生きているだけで味わう基本的な苦しみのことで、生老病死の4つをいいます。この世に生まれること、老いること、病気になること、死ぬことが、人間に課せられた必然的な苦しみというわけです。

四苦に、さらに精神的な苦しみを加えてものが八苦です。その4つとは愛別離苦(あいべつりく)愛する人と別れる苦しみ、怨憎会苦(おんぞうえく)いやなものや嫌いな人とつき合わなければならない苦しみ、求不得苦(ぐふとっく)欲しいものが手に入らない苦しみ、五蘊盛苦(ごうんじょうく)心身の欲望をコントロ-ルできないことから生じる苦しみです。

私たちの悩みや、苦しみはいずれもこの8つのいずれかにあてはまります。人は壁にぶちあたると、わけもわからずもがき苦しみますが、まずはその内容を見極めることこそが苦しみから脱する1歩となるのです。

以上、本日のご講演とさせていただきます。
ご清聴ありがとうございました。

2010年10月