コラム

【Vol.16】エンバーミングについて

■エンバーミングについて

1. エンバ-ミングとは

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、日本語では 「遺体衛生保全」 と訳されます。

御遺体に対して、体内の血液や体液を吸引し、特別な腐敗防止の薬を体内に注入します。御遺体の消毒、保全を行います。

また、病気や事故によって、容貌が豹変したり、破損された御遺体の復元のために、形成処置をし、最後に薄化粧を施します。

             

2. エンバ-ミングの目的

(消毒)             伝染病や感染症の病原体を除去し、安全に故人に触れていただきお別れをしていただく。

(防腐)             死と共に、御遺体は腐敗が始まります。この腐敗を押さえることが出来ます。

(修復)             病気で容貌が変わったり、事故で損傷が激しいときに、形成外科、美容外科のような処置を施し、修復、復元いたします。

(化粧)             最後に、薄化粧(死化粧)をし、眠っているような感じにします。

             

3. エンバ-ミングによって

従来ですと、お体にドライアイスをあて、体液を凍らせます。

10Kgもあるドライアイスをお体の上にのせるのですから、ご遺族皆様は忍びないですよね。

また、お体は凍傷のように、皮膚に跡が残ります。腐敗を防止する、簡易な方法としてドライアイスの使用が一般的です。

エンバ-ミングを施すと、ドライアイスの必要はありません。

火葬するまでの間を長期的に、眠っているような感じで、御遺体を御安置できます。

             

4. エンバ-ミングの流れ

ご臨終→当社へご連絡下さい。

(株式会社ライフネット岩見沢公益社 電話0126-22-0878)

→御遺体預り(札幌エンバ-ミングセンタ-ヘ)

→エンバ-ミング処置

(処置時間は約4時間です御遺体搬送と併せて約6時間から7時間)

→御自宅もしくは式場へ

尚、エンバ-ミング処置には、ご遺族の方の同意書が必要です。

             

5. なぜエンバ-ミングか?

せっかく御自宅へ帰ってこられた御遺体を預るのは、酷な話かもしれません。

しかしながら、感染症の予防ができ、体臭(死臭)を気にせずに安心して故人とのお別れをしてもらうことは、コラムの中で綴りました、グリ-フワ-クにもつながるのです。

大切な人の死を認めるには、最後のお別れをしていただくことが大切です。

そのお別れが、眠っているような、今にも目を覚ましそうな、なおかつ、安全に行えるのであれば、そのお気持ちというのが、生涯残ると思います。

厳しい顔つきであったり、事故で損傷したままであったりすると、怖さ、恐ろしさしか残らないかもしれません。

             

6. こんな方におすすめです

・          交通事故などでお顔に損傷がある場合。

・          長期入院で、目元が陥没したり、頬がこけた方。

・          ご親族皆様に触れてもらいたい場合。

・          ご遺族が、海外などにいて、長期間御遺体を安置する場合。

・          葬儀日程を遅らせる場合。

・          海外や、遠隔地に御遺体を搬送する場合。

・          ご葬儀の際に、多くの御会葬者にお別れをしてもらう場合。

             

7. エンバ-ミングのデメリット

エンバ-ミングが施せない場合もあります。

例えば

 ・重度の火傷を負った方や、著しく御遺体の損傷が激しい場合。

 ・体内に腐敗ガスがたまり、お体が肥大した場合。

エンバ-ミングは、その処置を施した時点で、御遺体の腐敗が止まります。

それ以前に、皮膚が黒くなっていたり、水疱ができている場合にはその時の状態のままになりますので、できるだけ早い時点での処置が要求されます。

(お化粧などで若干は復元できます。)

             

8. 当社での事例紹介

詳しいことは避けますが、友引のかねあいもあり御遺体を4日間御安置しなければなりませんでした。

病院から御遺体を搬送したときは、眠っているようなお姿でしたが、私どもが長年の経験から判断したのは、おそらくこのご遺体は、皮膚が黒ずみ、体液がいろいろな部分から出てくるだろうと判断し、その旨をご遺族に伝え、エンバ-ミング処置をしました。

最初は、御自宅で御安置された御遺体を一度預るということで、とまどいを見せていましたが、上記に書いた内容を誠心誠意説明しご理解賜りました。

お昼に御遺体を預り、その日の真夜中に御遺体を御自宅に御安置することができました。

当然、ドライアイスもあてませんし、お顔もほんのりと色づいて、まさに眠っているようでした。

3日後、最後のお別れのときにも、そのままの状態でしたので、ご遺族皆様もゆっくりとお別れをすることができました。

最後に、ご遺族皆様から何度も何度も感謝のお言葉をいただきました。

実際にエンバ-ミングを施さなければ、逆に悲しいお別れになっていたかもしれません。もしくは、お顔をお見せすることなくお別れをしていたかもしれないのです。

             

9. ボディケアシャワー

寝たきりの場合に、長いことお風呂に入れない場合があります。

最後にお風呂に入れてあげたい。

そんなご要望にもお応えします。

専用の浴槽を御自宅に運びセッティングします。大さは、シングルベットぐらいの大きさです。

故人を、浴槽につからせ、全身を洗浄します。ご遺族皆様に希望により、柄杓でお湯をかけてもらいます。顔剃りや、メイク、着付をして、御納棺致します。

通常、約1時間ぐらいです。

しかしながら、お風呂はかなり制約があります。御遺体に損傷がないこと、お湯につけても大丈夫なことです。

エンバ-ミング後であればお風呂も何ら問題はありません。

(御自宅に浴槽が入らない場合がございます)

             

10. 詳しいお問い合わせは

エンバ-ミング、ボディケアシャワ-についてのお問い合せは、当社までお願いいたします。

料金のこと、詳しい内容のこと等

株式会社ライフネット 岩見沢公益社

 電話 0126-22-0878

 FAX 0126-23-0878