コラム

感動葬儀

エピソード40

感動葬儀

岩見沢の施設に入所されている方が亡くなりました。ご遺族は、遠方の方ばかりでした。先に病院に遺体を引き取りに行って、斎場で安置していてほしいとのことでした。病院では最初、ご遺族が来なければご遺体は引き渡せないとのことでしたが、理由を説明し、何とかご遺体は預かることは出来たのですが、死亡診断書はやはりご遺族が来なければ渡せないということでした。異例ではありますが、診断書なしで搬送させて頂き、斎場で御安置しておりました。

ご遺族は、雪の影響でなかなかチケットが取れず到着も夕方になるとのことでした。また、その方は忙しいらしく次の日には、お寺で納骨してそのまま帰りたいとのことでした。お電話で、祭壇から霊柩車、お食事のことなど事細かに打ち合わせをさせていただきました。また、ご遺族が到着してからの動向についても打ち合わせをさせていただきました。

ご遺族が到着すると、すぐに病院へ死亡診断書を預かりに行き、その後納棺お通夜と分刻みで進めさせて頂きました。

「いや~葬儀屋さんとは始めて会った気がしないよ。想像以上のことしてくれた。祭壇も立派だし、段取りもいいし、何一つ心配なかったよ。」と言われました。

私どもからすれば、もう少しゆっくりお別れいただきたかったのですが、身寄りのないおばさんの葬儀では、ご遺族もご自身の生活のほうが大切なのかもしれません。なんだか寂しい気もしますが、これが現実です。これからはご遺族不在の葬儀もあるかもしれません。