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岩見沢公益社〜過去の質問&回答集〜 09-0006
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6.川への散骨について
Q.
知人が、将来、故郷の川への散骨を望んでいます。
 日本では、海や山への散骨はよく見聞きしますが、川への散骨は法律的に(条例を含めて)認められていない、といったことを何かで聞き及んだ記憶があります。
 しかし、御社のサイトを拝読しますと、少量の遺灰で、周りの環境への配慮があれば、特段問題ないようなに思われます。
 如何がお考えでしょうか?。
 また、この場合、自治体への届け出等は必要なのでしょうか?。(散骨は、業者さんの介入なく個人レベルで行いたいようです)
 尚、散骨する川は、上流の山の方を望んでいるようです。
A.
川への散骨ですね。 難しいですよね。
確かに、私どもの考えとして少量であればどの場所でもかまわないとの明記をホ−ムペ−ジ上でさせていただいています。但し、少量の定義をしていませんでした。
宇宙に散骨する場合には、お骨を粉々に砕いて約2mgをカプセルに入れて散骨します。全骨を散骨する場合には、やはり海であっても、林であっても、最近は業者が、自治体と定めた指定の場所に散骨されることが多いようです。
私の自論ですが、確かに国では、散骨としての定義がなく、法務省では「節度をもって葬送の一つとして行われる限りは問題はない」との見解を表明していますが、やはり節度をもってと明記してあるように、自分本位で、他人に迷惑のかかることでしたらできればおさけ頂いたほうがよろしいかと思います。
仮に上流で散骨したいというご希望ですが、下流では飲料水として、生活用水として使用されていませんか? 外の方への配慮も必要になるかと思います。また、お書きいただいたように、その各自治体の条例はどうでしょうか? この件については各地方自治体の条例を確認する必要もあるかと思います。届け出についても同じでして、届出の必要な自体もございますのでご確認されたほうがよろしいかと思います。

私からは、思い出の場所への散骨はご遺族のお気持ちとして、大切なことだと思います。ただ、できることなら他の方への配慮も必要であり、その近辺であるとか、何かお考え頂くほうがよろしいのではと考えます。
以上、勝手なことも書かせていただきましたが、ご質問の答えとさせていただきます。
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