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HOME > オリジナルコラム『生きるための死に方』(目次) >Vol.5 焼香・玉串拝礼・献花の仕方 |
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岩見沢公益社オリジナルコラムVol.2 |
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『生きるための死に方』 |
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■焼香・玉串拝礼・献花の仕方 |
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もう少しお時間がございますので、ここで、皆さんは、よくお参りにいかれるかと思いますので、焼香の仕方等についてご説明いたします。岩見沢にあるお寺の宗派のみ説明します。真言宗は、岩見沢で3家寺です。通常3回、お香を額に戴いてご焼香します。浄土宗では1回から3回です。1回2回3回と全てに意味があります。
臨済宗が1回お香を額に戴いてご焼香します。曹洞宗が2回1回目はお香を額に戴いてご焼香します。2回目は戴かずにご焼香します。浄土真宗では、大谷派、東本願寺派、俗にお東といわれる宗派が戴かずに2回、本願寺派、高田派、仏光寺派、俗にお西といわれる宗派が戴かずに1回です。日蓮宗が全てお香を額に戴いて3回ご焼香します。
次に玉串拝礼の仕方ですが、通常は玉串を頂くときに右手が茎、左手に葉が来るように頂きます。最初、神前にて玉串を目の高さまで捧げて1礼し玉串の茎を自分の方に向け、手を持ち替えて時計回りに反転させます。茎を神前に向けて捧げます。その後、岩見沢神社、宗忠神社、御巌神社は二礼二拍手一礼をします。この際の拍手はしのび手といいまして音を立てずに二拍手します。また、ご遺骨になられてからの拍手は音を立てます。天理教等では玉串の捧げ方は一緒ですが、その後四拍手1礼を2回繰り返します。
次に、献花の仕方なのですが、献花というのは、日本で生まれた風習でして、本来欧米諸国では、土葬の際、埋める前に、皆さんでお花を捧げたのが始まりです。献花は心をこめて、茎の方を祭壇に向けて捧げます。
実際に良くある質問ですが、自分の宗派でご焼香するか、故人の宗派に合わせて焼香するかということを多く耳にします。あくまでも個人的な意見ですけど、できることなら故人の宗派に合わせてご焼香をしていただきたいと思います。
なかなか葬儀式場で祭壇を見て、お位牌を見て、何宗かなというのは難しいかもしれませんが、できれば併せていただきたいと考えます。現に神徒の場合では、そのお家に合わせて玉串拝礼されますよね。同じことだと思います。 |
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本文は、平成15年2月にお話しをさせて頂いた講演を基に一部加筆修正を加え掲載しております。 |
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