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HOME > オリジナルコラム『私の人生 私の旅立ちのときのために』(目次) >Vol.13 生きるための死に方 |
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岩見沢公益社オリジナルコラムVol.3 |
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『私の人生 私の旅立ちのときのために』 |
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■生きるための死に方 |
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これからのお話は、ちょっと見方を変えさせていただきます。皆さんは、安楽死、尊厳死という言葉を聴いたことがあるでしょうか。
安楽死とは、末期患者に対してなんらかな処置をして、息絶えさせることですね。これは、現在日本の法律では認められていませんが、海外では、家族の同意があれば、薬を投与したり、呼吸器をはずして、安楽死をさせることがあります。いわば、末期患者を何らかの方法で殺してしまうと言うことですね。日本ではまだできません。
次に尊厳死ですが、これは何かと言いますと、末期患者に、無駄な延命処置をとらないということです。日本では、まだ制約があるのですが、本人と家族の同意があればということで、尊厳死は認められるようになりました。しかしながら、末期患者が自分の思いをしゃべることができるでしょうか。まだまだ、難しい問題を抱えておりますが、やはり、人の死ということを考えると安易に結論は出ないかと思います。ただこのノートには自分の考えを記すことは可能です。
次にドナーカードですが、皆さんご存知でしょうか、正式には臓器提供意思表示カードと言いますが、自分が亡くなったときに、人様のために臓器を提供するかしないかを意思表示する、このような黄色いカードです。最近では、コンビニとか郵便局などでも置いていますよね。こちらについても、ご自信の意思表示として携帯されたりとか、このエンディングノートに記してはいかがでしょうか。
また、皆さんはエンバーミングという言葉を聴いたことがあるでしょうか?日本語では「遺体衛生保全」と訳されます。御遺体に対して、体内の血液や体液を吸引し、特別な腐敗防止の薬を体内に注入します。御遺体の消毒、保全を行います。また、病気や事故によって、容貌が豹変したり、破損された御遺体の復元のために、形成処置をし、最後に薄化粧を施します。
従来ですと、お体にドライアイスをあて、体液を凍らせます。10Kgもあるドライアイスをお体の上にのせるのですから、ご遺族皆様は忍びないですよね。また、お体は凍傷のように、皮膚に跡が残ります。腐敗を防止する、簡易な方法としてドライアイスの使用が一般的です。 エンバ−ミングを施すと、ドライアイスの必要はありません。火葬するまでの間を長期的に、眠っているような感じで、御遺体を御安置できます。大切な人の死を認めるには、最後のお別れをしていただくことが大切です。そのお別れが、眠っているような、今にも目を覚ましそうな、なおかつ、安全に行えるのであれば、そのお気持ちというのが、生涯残ると思います。
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本文は、平成19年5月にお話しをさせて頂いた講演を基に一部加筆修正を加え掲載しております。 |
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